Owner's voice
オーナーズインタビュー
山陰各地に数多くの店舗を展開する会社で働くA様ご夫妻。転勤があっても通勤しやすいよう、結婚後は幹線道路に近い出雲市街地のアパートに居を構えていました。しかし、高い利便性と引き換えにネックになっていたのが、月々の住居費。「2台分の駐車場代込みで10万円弱。毎月これほど払うくらいなら、家を建てられるのでは」。同居し始めて半年も経たないうちに、マイホームづくりを考え始めました。
実家はいずれも山間部にあり、両方の親から「好きな場所で暮らしなさい」と言われていたお二人。土地を決める最重要ポイントの一つは、アパートを選んだ時同様、通勤の利便性でした。店舗数の多い出雲市内を中心に土地探しとモデルハウスめぐりをスタートしました。
真っ先に訪れたのが、アイフルホーム松江店。ご主人の3歳下の弟さんが同社で家を建てていて、評判を聞いていたのが理由でした。そこで出会ったのが、最終的にタッグを組むことになる営業マンです。奥様が「買わせようとするゴリゴリした態度が全くなくて。一緒にモデルハウスを回り、気さくに話される雰囲気にとても好感を持ちました」と振り返ってくれました。 他社も回りつつ、日を変えてアイフルホーム出雲店のモデルハウスも訪問。面積以上に明るくて広く感じられる空間や、ワクワク感を覚える個性的な設計に惹かれていきました。
フルタイムの共働きで、日中は常に家を空けている二人にとって、重視するポイントの一つが洗濯家事の利便性でした。「ランドリールームの設置は必須でした」と奥様。営業スタッフの提案を受け、おしゃれ感のあるアイアンバーを備えた広々としたスペースをキッチン東隣に確保。埋め込み型のホスクリーンも天井に付け、洗濯量が多い時にも対応できるようにしました。「目につく場所に洗濯物がなくて落ち着くし、冬でも数時間で乾くので快適です」
速乾性を実現しているのが、高レベルの断熱性や気密性です。「同レベルの性能を求めると、他社の見積もりでは予算を大分オーバーしたのですが、アイフルホームさんは予算内で高性能を実現してくれたのも決めてになりました」とご主人。標準仕様のトリプルガラスは、断熱性に加えて遮音性も高く、「強風時や緊急車両の通行時も、音が聞こえるけれど気にならない音量なんです」と、暮らして分かる快適さも教えてくれました。
脱衣場との境には、将来目隠しが必要になった時にもカーテンなどを取り付けられるようあえて梁を設置。「これも営業さんのアイデア。空間のアクセントにもなっています」
「ほかの家とかぶるのは嫌でした」。マイホームだからこそオンリーワンを追求したご主人の想いを具現化したアイテムの一つが、1階リビングフロアの吹き抜けにぽっかり浮かぶ【ツリーハウス】です。愛読書が並ぶ本棚とソファを備えたまるで隠れ家のような書斎には、階下が見える出窓も付け、閉じこもり感と家族との一体感の両方を実現。「訪れた友達全員にうらやましがられます」と満足気な表情を見せます。
そしてA様邸には、大人もワクワクするような秘密基地的スペースがもう一つあります。お二人が案内してくれたのが、主寝室上に設けられた約4畳の広さのロフト。勾配天井を活用した広々とした空間には、テレビ用のコンセントも付け、趣味の時間を楽しめる仕様に。梯子ではなく、固定階段を設けたため、重たい物を上げ下げするのも苦になりません。
遊び心にあふれたA様邸ですが、暮らしやすさにももちろん配慮されています。帰宅時間がご主人より比較的早く、キッチンに立つことが多い奥様が重視したのが、家全体を見渡せる間取り。IラインにつなげたLDKはもちろん、リビング脇に設けた畳敷きの小上がりスペースまで視線が届き、目が離せない小さなお子様と二人きりの時にも安心です。
キッチン上部にはあえて収納を設けずに開放感を優先。一方で、扉付きのパントリーや、壁づかいを工夫して来客時も見えにくいオープン収納などをLDK周辺に備え、散らかりがちな日用品をすっきり片づけられるようにしました。
新居で暮らし始めて初めての冬を迎えたA様夫妻。「暖かいし、居心地が良いので、実家に帰ることが減って、家にひきこもりがちになりました(笑)」と口を揃えます。また、奥様のお腹に待望のベビーが育っていることが分かり、改めて意識するようになったのが、壁や柱の角が丸くなっているなどの【キッズデザイン】です。「お子さんのいる友達たちには特に驚かれます」
ユニークなリビング壁もお二人のお気に入りです。階段と区切る部分を数カ所くり抜いて、アクセントのあるインテリアスペースを生み出すとともに開放感や明るさも創出。当初はブロックを埋め込むなどのアイデアもありましたが、予算とにらめっこする中で今の形に。「ロフトやツリーハウスにお金をかけつつ、壁も個性的に仕上がり、結果的には大満足です」
「仕事帰りなどに出向いた数を含めると、20回以上打ち合わせに通ったかも」と苦笑いするご主人。「営業さんや工務のスタッフさんが、まるで【我こと】のように一生懸命考えてくれて。自分たちが考えるのに疲れた時も、妥協を許してくれないほどの熱い想いで付き合ってくれたからこそ、遊び心満載の大満足の家に仕上がりました」と何度も繰り返されました。
家づくりの過程では、間取りや収納スペースなどはもちろん、窓の配置やクロスの色など数え切れないほどの決断を強いられます。一方でSNSには多彩な情報があふれ、夫妻の迷いが拡幅することも少なくありませんでした。そんな中、助けられたのが施主目線に立った現場スタッフらのアドバイスだったそうです。「私たちの想いをしっかり聞いてくれた上で、時にはズバッと『ソファは要らないですよ』『ロフトの固定階段は絶対便利です』などと言ってくれたのがとても助かりました」と奥様が振り返ってくれました。
引き渡しの際に営業スタッフからもらった花束の一部を、ドライフラワーにして今も飾っているという奥様。取材中にもご主人共々、何度も「それは営業の〇〇さん、これは工務の△△さんのアイデアなんです」とうれしそうに話されていました。おぼろげに抱いていたマイホームのイメージが、強い信頼関係を築いたスタッフらの力によって見事に具現化され、120%の家が生み出されたという印象でした。素敵な家づくりを見させて頂きました。ありがとうございました。