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こんにちは!今回は、漁師さん直伝のまかない料理に挑戦!【いかめし編】です。
日本海から徒歩1分、釣り好きさんにはたまらない好立地に住んでいる私は、近所の漁師さんから旬のお魚をよくおすそわけしていただきます。今回はイカをたくさん頂きましたので、漁師さん直伝の料理「いかめし」にチャレンジです。
「いかめし」というと、
イカの胴体にご飯を詰めたものを想像しませんか?
私もイカの胴体にご飯を詰めて…というイメージがありました。
美味しくて魅力的なんだけど、
つくるのは大変、イカの下処理もいるし…
家事や仕事で忙しいときはなかなか作れない、
実際に作りながらも、
ご飯をつめて作るとなかなかご飯が煮えなかったり、
煮すぎてイカ自体が硬くなっちゃったり…という失敗を繰り返していました。
そんなとき、
約1~2年前にお魚をおすそ分けして頂いた若い漁師さんから、船上のまかないでも、パパッと簡単に、炊飯器ひとつでつくれる「いかめし」の作り方を教えていただきました。
この方法を聞いた時、私は、
「こんなにイカ料理って簡単にできるんだ」と、
目からうろこが落ちました。
※「材料」や「作り方のまとめ」はブログ の最後にご紹介しています。
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海沿いならでは!のおすそわけです
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ちょうど昨日の夕方、近所の漁師さんからバケツいっぱいのお魚をいただきました。今は11月、紅葉も綺麗な時期でイカも寒さで甘みが増していく時期です。旬の恵み、日本海の近くならではの地域のおすそわけですね。地域でお仕事されている漁師さんたちに感謝です!本当にありがとうございます!
お家のボウルにいれて、さっそくより分け作業。
どんなお魚があるかな?見てみました!
イカがいっぱい!他のお魚も入っているので、福袋を開ける時のような感覚ですね。
イカとカレイがありました。
ニギスも1匹まぎれこんでいました!
こういう発見も楽しいですね。
今回はイカがメイン!たくさんありました!
イカは新鮮で、胴体や耳の部分が透明なものもありました。点々と七色に光り輝いていました。
これはお刺身にもしたいですね!
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まかない料理、いかめしに挑戦!
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家族とメニューを相談し、今回は「いかめし」にチャレンジです!
秋の季節のイカは身が引き締まり、甘みが増して絶品です!
今回は胴体の大きさが10~15センチくらいで、少し大きいかな?!と思いつつ、ちょうどご飯を炊くタイミングだったのでいかめしをつくることになりました。
大きめのイカは、刺身にもしちゃいましょう♪
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炊飯器でいかめしづくり、作業スタートです!
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材料はこれだけ!調味料もシンプルに!
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今回の材料は、イカ、お米、濃縮タイプのダシ(2倍)・酒だけでつくります。
パパッと一気に作業をしていきます。
①下ごしらえ:
イカは内臓と軟甲を取り除きます。
胴体部分をよく洗い、皮をはぎます。
足の部分は目や口を取り除いた後、食べやすい大きさに切っておきます。
下ごしらえの注意点は、イカのスミ袋です。
これがスミの入った袋です。
気を付けないと、このように、手が黒くなりますので、これだけは注意しながら取り除きましょうね。
ちなみに、透明な笹の葉のようなものはイカの軟甲。こうやって見ると透明で綺麗ですね。
食べる時には困るので、取り除きましょう。
たくさんイカを下処理するときや小さいイカの場合は、取り忘れてしまう時があるので気を付けましょうね
イカの種類によっては、固いものや白っぽいものもありますよ。
②お米を研いで、炊飯器の内釜にいれます。
次に、濃縮タイプのダシ・お酒を入れます。
水は、通常ご飯を炊く既定の線の少し下まで入れます。
濃縮タイプのだしは、量もあっていろんな料理につかえるので便利です。
炊き込みご飯の感じでつくってよいので、お好みのダシや醤油で調整してもOKです。
私は昆布と薄口しょうゆ、プラスαで紅梅しょうゆを数滴いれてつくるのも好きです。
かつお節や、にぼしでダシをとってつくるのもよいですね。
お酒は、私は地元でつくられているよく飲むお酒を使ってつくります。
もちろん、どこのお酒や料理酒でもOKです。
照りをつけたい場合は、みりんをいれるとよいです。
③イカの足や胴体を上に並べます。
通常のご飯を炊く設定で炊きます。
先にイカの足を入れるのは、炊き上がり時に、ご飯と混ぜやすいようにです。イカの胴体は上に置いて、きれいな形をキープします。
これで、「炊飯」のスイッチをポチッと押します!
これで炊きあがるまで、約60分待ちます。
たのしみですね!
待っている間に、刺身用のイカも準備。
イカの下処理をして、冷蔵庫のチルドにいれておきます。
④炊き上がったら、足の部分をごはんに混ぜ込みます。
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いかめし、炊けました~!完成です!
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いかめしが炊けました~!
イカの足の部分をご飯と混ぜ合わせます。
胴体の部分は、炊きたてはジューシーでイカエキスも出ています。ご飯に混ぜ込んでもOKですが、混ぜ込むと形が崩れる場合もありますので、盛り付け後にそのままのせてもよいですね。
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いかめし完成!お味は?
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いかめしは、美味しい磯の香りや煮物のような香りがします。簡単で美味しい、漁師直伝のまかない料理のいかめしは、家庭料理でもあります。炊飯器で作るいかめしは、手間がかからず、時間も短縮できる優れものです。新鮮なイカを使うことで、さらに美味しく仕上がります。出来立ては、ジューシーで肉汁もでて、しかもやわらかくおいしいです。
炊飯器でつくり「いかめし」は、ごはんやお弁当にもおすすめです。今日のお弁当はいかめし。
お昼ご飯時に、職場のレンジで温めると、いかめしの香りがひろがりました。
いそがしいときも炊飯器でパパッとつくれるので、ぜひお試しください。
イカが手に入ったときはぜひおためしくださいね♪
イカのお刺身も美味でした!
とれたてのイカは弾力がありますね!ショウガでいただきました。
料理の最中、足元にお家にいる猫ちゃんたちがやってきました。液状の猫用に販売されている加工イカとは違って、猫ちゃんには生のイカや人間用に調理したイカ料理は消化によくないので、注意してくださいね。
いかがでしたでしょうか?
日本海の季節と食材の魅力を存分に感じられるいかめし、ぜひチャレンジしてみてくださいね。ご家族やお友達と一緒に楽しむのも良いですね。美味しい食事のひとときをお過ごしください。
他にも美味しいレシピや季節の食材の話題があれば、ぜひ教えてださいね。
それでは、次回のブログもお楽しみに!
【漁師直伝!炊飯器で作るかんたんいかめしのレシピ】
▼いかめしの「材料」「作り方」はコチラ▼
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材料(3~4人前)
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・濃縮タイプのダシ(2倍) 150cc
・いか 適量 今回は(小サイズ)10杯
・お米 3合
・酒 45cc
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いかめしの作り方
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①下ごしらえ:
いかは内臓と軟甲を取り除きます。
胴体部分をよく洗います。その後皮をはぎます。胴体はそのままでOK
足の部分は目や口を取り除いた後、食べやすい大きさに切っておきます。
②お米を研いで、炊飯器の内釜にいれます。
濃縮タイプのダシ・お酒を入れます。
水を通常ご飯を炊く既定の線の少し下まで入れます。
③イカの足と胴体を上に並べます。
通常のご飯を炊く設定で炊きます。
④炊き上がったら、足の部分をごはんに混ぜ込みます。
胴体の部分は、炊きたてはジューシーで肉汁も出ています。
混ぜ込むと形が崩れる場合もありますので、混ぜ込んでも、盛り付け時にそのままのせてもOK
器に盛りつけて、完成です!