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レポート 2022.08.01

ブラジル料理をつくってみた!初挑戦【コシーニャ編】

Boa tarde ! こんにちは! 今回は、ブラジルの家庭料理に初挑戦!【コシーニャ編】です。

春にお施主様にインタビュー(お客様の声)をしたときに、お料理上手な奥様にスマホで料理のお写真を見せていただいた時、形がしずく型で可愛いくて気に入った「コシーニャ」について、ネットで作り方を調べて、今回お家で料理にチャレンジしました。

「コシーニャ」とは、ブラジルの家庭料理です。
ほぐした鶏肉をゆでたジャガイモで包み、油で揚げたしずく型の、かわいいコロッケのような食べ物です。形が鶏の腿肉に似ていることから、ポルトガル語で「腿(もも)」を意味する「コシャ(coxa)」がコシーニャの名前の由来とも言われています。

休日に、斐川や出雲市内にあるブラジルスーパーに行ってみると、ファーストフード感覚でできたてが売られているのを発見!さっそく注文をして、お家に持ち帰って食べてみました。意外と大きくモチモチとした食感と中身のトマト系の具が合い、衣の触感が楽しくて美味しかったので、自分でも作ってみたくなったのです。お家にある材料で作れるのも魅力のコシーニャ、初挑戦の記録です。

 ※「材料」や「作り方のまとめ」はブログの最後にご紹介しています。

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 ブラジル料理コシーニャに初挑戦!
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目標は、この写真、ブラジルスーパーで出来立てを購入したコシーニャです。この形を目指して作ります!がんばります!

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コシーニャづくり、作業スタートです!
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 まずは具Aを作ります!
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①【具A】鶏ささみをゆでます。粗熱を取ったら細かくほぐします。

まずは、具A(中身の具)を作ります。
材料に「ささみ肉」とかいてありましたが、スーパーの特売でむね肉が安く手に入ったので、「むね肉」をチョイス。(最初から自我流ですみません…)ささみ肉の方が料理としては扱いやすいのですが、主婦としてはコスパ的にはむね肉が便利ですね。

鶏肉を湯がいたゆで汁も、包むための具を作る際に使用するので、捨てずにとっておくのがポイント。
残りのゆで汁は、アクをとってから、お好みの味のスープとしてもう一品にしてもOKです。


むね肉をゆでる時は、塊だと時間がかかるので、スライスしてからゆでると時短になります。
最初は大きな塊で茹でていましたが、熱が中心に入りにくかったので、途中でトングで取り出して、包丁で切って、ゆで時間を短縮しました。

鶏肉をフォークで裂くのは、便利ですね!子どもたちも楽しい作業ですね。裂いた後は、お肉の繊維の長さが長かったので、包丁で1センチくらいの幅に刻みました。あとで包むときにも便利でした。

②【具A】スライスした玉ねぎを、サラダ油を入れて弱火で炒めます。しんなりしてきたら、①とケチャップを入れて炒めます。

玉ねぎは、薄くスライスして、しんなりするくらいに痛めてから、ケチャップを入れました。焦げやすいので、注意しながら混ぜて炒めました。

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 次は、【包む具B】をつくります
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③【包む具B】じゃがいも2個は乱切りにします。耐熱容器に入れ、乾燥予防のために水を50cc入れて蓋をして、レンジでチンします。熱が通って柔らかくなったら、潰します。

ジャガイモは、耐熱容器を使って時短調理! あとで潰すので、小さく切り、少し水を入れた状態でレンジします。3~5分位を目安に、箸がススっと通るくらいにジャガイモを調整しました。もちろん、お湯でゆでてもOKです。

ジャガイモをつぶす時は、ポテトマッシャーがあると便利ですが、大きめのフォークとスプーンでも簡単につぶすことができました。柔らかい素材の耐熱容器の中だと、簡単につぶせて、洗い物も少なくて済みますね。

④【包む具B】フライパンに、①の鶏肉のゆで汁と、コンソメ・牛乳・塩コショウと、③を入れて溶かします。中火でかき混ぜながら温めます。

包む具の部分は、フライパンの中で、つくっていきます。

フライパンに、まずは、鶏肉のゆで汁を入れます。次に牛乳を100cc、マッシュしたポテトを投入。
コンソメ10gと塩コショウを少々いれて、軽く混ぜてから、中火で加熱します。
コンソメは、粒状が使いやすいですが、温めて溶かすので、固形でも大丈夫ですよ。

⑤【包む具B】弱火にしてから、2~3回に分けて小麦粉を入れ、ひとかたまりになるまで練ります

ひととおり混ざって、温まってきたら、弱火にして、小麦粉を入れます。
2~3回にわけるときれいにまざります。

最初はスプーンで混ぜていましたが、
小麦粉を分けて入れた2回目には、もっちりとして生地が重くなったので。木べらにチェンジしました。

生地が焦げ付かないように気を付けながら、しっかり生地を混ぜ合わせ、生地をまとめます。

感覚的には、べたつかないクッキーの生地という感じ。
お餅のようなさわり心地ですが、餅のように手がべたつかないので扱いやすいです。
この時点で、生地をつまみ食いした時には、もっちりとした舌ざわりでうまみがありました。

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 包む具Bで、具Aを包みます
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⑥【包む具B】粗熱をとったら、【具A】を【包む具B】でつつみ、しずく型に整えます。

まずは、具をジャガイモの生地で包んでいきました。具材はたくさん入れたいところですが、初めてだと包むのに四苦八苦します。クッキーや餅のようにはいかなくて、初めての際はちょっと戸惑いました。
ジャガイモの生地は、あんこ餅やお団子を作る時のあんこを包むような感覚です。ちょっと異なる点は、手に水を付けていないと、包んでいるときに、ぽろぽろとジャガイモベースの包む具が崩れてきて焦りました。

包む具は12個に分けるとちょうど良いです。具Aも分けようと思いましたが、包むのが難しかったので微調整しました。最初は丸いお饅頭になったり、栗きんとんになったり、崩れたり、不恰好になりました。
少しなれてくると、「しずく型」に、なんとかなりました!
一度、具を上側でしっかりと包んでから、あとで角をつくると、作りやすかったです。


いろんな形があってもご愛敬。形はこだわらず、作りやすい形でも大丈夫です。つくるのは楽しいですね。
慣れない素材は、大人も楽しい経験ですね。

具は、しっかりと詰め込んだ方が美味しいらしいのですが、初めて作る時は出来る範囲でOKです。
具が少し余ってしまいましたが、それはお弁当のおかずにしました。

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 コーティング用のバッター液を作る
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⑦ボウルで小麦粉・卵・牛乳をよく混ぜて、バッター液を作ります。

【バッター液】は揚げ物で面倒な衣づけが、簡単になる便利な液で「小麦粉、卵、水」を混ぜて作ります。パン粉がつきやすく、衣がサクっと仕上がります。

ボウルを用意して卵を1個割り入れ、カラザをとって混ぜます。たまごのなめらかスティックは、サッと黄身と白身が混ざるので、個人的に料理時短のお気に入りの道具です。

ここに、牛乳50ccを投入。軽く混ぜてから、小麦粉100gを入れて混ぜます。ぐるぐるまぜます。見た目や感触は、ホットケーキの生地や、アメリカンドッグの外側部分のようなイメージで、ダマを残さないように混ぜるのがポイントです。
バッター液は、人によっては混ぜていると少し固い感じがすると思います。バッター液がちょっと固いなと思って、牛乳を足すと、生地が途中膨らんで、コシーニャがはちきれてしまいますので、注意してください。

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 バッター液とパン粉をつける
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⑧しずく型に整えた⑥を⑦のバッター液にくぐらせたあと、パン粉を付けます。

バッター液で、コーティングしてから、パン粉を付けるので、とても大っきくなります。イメージとしては2倍になります。

最初は、しずく型を、そのまま、バッター液へイン♪

バッター液が、意外ともっちゃりとして重く、しずくの形が崩れました… 手で急いで救出すると、形が崩れていました(涙)仕方ないので、そのまま、パン粉の中へ。しずく型はあきらめて、なんとか丸い形へと整えながら、パン粉をつけました。

かろうじて丸いカタチは維持できましたが、しずくの形は、どこへ行ったのか…


しずく型を維持したままパン粉を付けるのは、なかなか難しいですね。
また次の機会に、コツをつかみたいと思います♪

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 油で揚げて完成!
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⑨180℃の油で揚げて、きつね色になったら完成です。

油で揚げるときは、たくさんの油でも、少なめの油でもOKです。きれいなきつね色になったら出来上がりです!具材を一度火に通しているので、比較的上げる時間が短いですよ。これで、盛り付けて完成です!

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 手作りコシーニャ完成!お味は?

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コシーニャの揚げたてを早速実食!
コシーニャの揚げたては、包む具の部分がトロッととろけて、チーズのような食感に!これはやみつきになる美味しさでした。ケチャップで味付けした鶏肉と玉ねぎの具は包む量が少なかったので、少し空洞ができてしまいましたが、味は美味しかったです。

うちの家族は、新手のコロッケと思って食べていました。熱々のチーズのようなとろけ具合がお気に入りで、何個も食べていました。少し時間がたつと、トロトロした部分が固くなってきたので、コロッケと思って食べると、コロッケのホクホク感がないので、「モチモチとしていて、コロッケとはちょっと違う食感だよ」と食べる前に伝えるのがオススメです。「中身の具は、シーチキンっぽいね」という感想もありました。うちの家族は、熱々!のできたてコシーニャがお気に入りでした。熱くてとろけるので、お口のやけどには注意してくださいね。

このままでも美味しいコシーニャ、ケチャップやマスタードをつけて食べるのもおすすめです!
私はケチャップがお気に入りです。大人は、マスタードソースをつけてもおいしそうですね。飲み物は、ビールやコーラ、ガラナがおすすめです。ブラジルスーパーでは店員さんに笑顔でガラナをおすすめされました。ブラジル料理を、その国おすすめの飲み物で食べるのも楽しいですね♪

余った鶏肉(むね肉)は、残った鶏肉のゆで汁でスープにしたり、キャベツやキュウリとあえてサラダに。事前にキャベツやキュウリを千切りにして塩少々でもんで水を切って冷蔵庫で冷やしておくと副菜によいですよ。

鶏肉は水から茹でると旨味が流れ出てしまい 、沸騰した湯だと身がしまり火が通りにくくなるので、沸騰したお湯に水を加えてから茹で始めるとよいです。

「コシーニャ」は、おつまみや、おかずにもおすすめです。
手軽なファーストフードにもなりますので、ぜひお試しください。私も、もっと可愛いくてカッコイイ「しずく型」のコシーニャが作れるように、再チャレンジしたいと思います♪

▼コシーニャの「材料」「作り方」はコチラ▼

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 材料(4人前)

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・鶏ささみ 3本 (むね肉でもOK 約150g)

【具A】
・ケチャップ 大さじ1 
・玉ねぎ 1/2個
・塩こしょう 少々

【包む具B】
・ジャガイモ2個
・小麦粉 100g
・牛乳 100cc
・コンソメ 10g 
・塩こしょう 少々

【外側】
・パン粉 適量

(バッター液)
・卵 1個
・牛乳 50cc
・小麦粉 100g


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 コシーニャの作り方

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<下準備>
・材料を測って準備します
・玉ねぎは薄くスライスしておきます
・ジャガイモは洗っておきます

※鶏肉の「ゆで汁」は、後で使用します

①【具A】鶏ささみをゆでます。粗熱を取ったら細かくほぐします。

②【具A】スライスした玉ねぎを、サラダ油を入れて弱火で炒めます。しんなりしてきたら、①とケチャップを入れて炒めます。

③【包む具B】じゃがいも2個は乱切りにします。耐熱容器に入れ、乾燥予防のために水を50cc入れて蓋をして、レンジでチンします。熱が通って柔らかくなったら、潰します。

④ 【包む具B】フライパンに、①の鶏肉のゆで汁と、コンソメ・牛乳・塩コショウと、③を入れて溶かします。中火でかき混ぜながら温めます。

⑤【包む具B】弱火にしてから、2~3回に分けて小麦粉を入れ、ひとかたまりになるまで練ります。

⑥【包む具B】粗熱をとったら、【具A】を【包む具B】でつつみ、しずく型に整えます。

⑦ボウルで小麦粉・卵・牛乳をよく混ぜて、バッター液を作ります。

⑧しずく型に整えた⑥を⑦のバッター液にくぐらせたあと、パン粉を付けます。

⑨180℃の油で揚げて、きつね色になったら完成です。

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ポルトガル語HPはコチラ(EYEFULHOME IZUMO)

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