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梅雨時期はカビが生えやすい時期ですね。今回はカビ取り掃除についてお話しします。
さて、問題です。
梅雨時期にカビが特に発生する場所はどこでしょうか?
□窓ぎわ
□浴室
□押入れ
答えは、「浴室」です。
この時期は、高温多湿の時期で、特に浴室はカビが発生しやすくなります。
お風呂に入っていると、隅っこに黒い汚れや、天井にポツポツとした汚れが見えたら、それはカビです。
一定の条件下で繁殖するカビは放っておくと、浴室以外に窓や押入れや家具などにも影響があり、病気の原因になることもあります。
カビというのは微生物の一種で真菌と呼ばれています。
カビが生えるのには、
1.温度
2.湿度
3.養分
という3つの要素がかかわっています。
そして、カビが活発に繁殖するるためには、
1.温度 20~30℃
2.湿度 70%以上
3.養分 皮脂、ホコリ等
という条件がそろう必要があります。
浴室はこの条件を満たしやすい場所で、カビが生えやすい場所の1つなのです。
温度が30℃以上になる夏は、カビは減っていきますね。
入浴後に、ちょっとした3つの対策をするのがポイントです。
1.シャワーで、その日の汚れ=【養分】を洗い流す
2.水のシャワーで浴室内の 【温度】を常温位に下げる
3.十分に換気(窓を開けるor換気扇を回す)して【湿度】を下げる
これで簡単に、カビの対策ができます。
とはいえ、
カビは侮れません。。。
カビって、気を付けていても、出来てしまうことってありますよね。
生えてしまったら、【カビ取り剤】で落としましょう。
「シャワーで流したら消えないかな」
「待っていたら消えないかな」
という淡い期待を私もしたこともあるのですが、カビは皮脂やホコリとは別の微生物という菌類なので、頑固で簡単には消えてくれないのです。
キノコも別の菌類なのですが、放っておくと、どんどん大きくなって増えていくのと一緒ですね。
ちょこっとでも、気づいた時が掃除の時です。
早めに駆除しましょう。
カビを取るには、下準備として、
まず、お掃除で【カビ以外】の汚れを落とします。
「一緒に掃除してしまいたい!」
と思ってしまいますが、汚れの質が違うので、別々のお掃除対策が必要なのです。
カビの上に汚れが付いていたり、ぬれているところでは、カビ取り剤の効果が低下しますので、
浴室が乾いているときに、カビの除去をするのが大事なポイントです。
用意するもの:ゴム手袋・マスク・保護メガネ等
これらは、汚れ防止もありますが、自分の体を防護し守るためでもあります。
カビは天井にも付着しているので、カビ取り剤の液剤が、もしも目に入ったりすると危ないので眼鏡をかけることも大事ですよ。
カビ取り剤等を使う際には、お子様がさわったりしないように注意してくださいね。
さあ、掃除の開始です。
1 ゴム手袋、マスク、保護メガネ等を着用する
2 浴室のドアを閉めてから、窓を開けるor換気扇を回す
3 カビが生えている場所に、カビ取り剤をスプレーする
4 しばらくおく
5 水で洗い流す
これで、掃除は完了です。
これで梅雨の時期も、綺麗なお風呂で気持ちよく過ごせますね。
・下準備で浴室の皮脂やホコリを落とす
・浴室が乾いてから、換気しながら、カビ取り剤をスプレーする
・しばらくおいてから、水で洗い流す
浴室のお掃除のときに、カビ取り剤は長時間放置したり、洗剤の洗い残しがないようにしてください。
ものによっては、変色や変質、金属のサビやゴムの劣化などの恐れがありますので、カビ取り剤や防カビ剤を使用する場合には、必ず注意書きをよく読んでから正しく使ってくださいね。